今から約9年前の2014年12月5日に起きた『ナッツ・リターン事件』。
当時、大韓航空副社長だった趙顕娥(チョヒョナ)が動き出した飛行機内で起こした事件です。
機内サービスのナッツの提供の仕方に激怒し、飛行機を引き返させるという前代未聞の事件に韓国国内だけでなく日本でも話題になりました。
その後チョヒョナは「ナッツ姫」と不名誉な異名が付き、韓国の財閥に対するバッシングが加速。
ナッツ・リターン事件から4年後、今度は妹のチョヒョンミンが「水かけ姫」と呼ばれる事件を起こしました。
今回は、ナッツ姫の妹が水かけ姫と言われる理由や、ナッツ姫のその後や現在についてご紹介していきます。
この記事を読むとわかること
・ナッツ姫の妹が水かけ姫と言われる理由
・ナッツ姫のその後や現在
ナッツ姫の妹は水かけ姫
水かけ姫というのは、大韓航空前専務のチョヒョンミンで、ナッツ姫(チョヒョナ)の妹です。
「水かけ姫」という不名誉な呼称がついた理由について詳しく見ていきましょう。
水かけ姫と言われている理由
チョヒョンミンが、「水かけ姫」と言われている理由は会議中に怒りが爆発して水の入ったコップを投げつけたということです。
チョヒョンミンはその後の事情聴取で、「誰もいない壁に向かってコップを投げた」と主張し、人に向かって投げたことは否定しています。
しかし、会議中に怒りにまかせて大声をあげコップを投げるというのは上に立つ者としてあるまじき行為ですよね。
チョヒョンミンは財閥家系で役職も若くして専務に就いていることから誰も意見できなかった、と推測します。
色々と反論はあったと思いますが、状況的に「パワハラ」だと糾弾されるのはやむを得なかったでしょう。
ナッツ姫のその後について
ナッツ姫こと、チョヒョナはナッツ・リターン事件後、大韓航空副社長を辞任し系列会社「KALホテル」の社長に就任していました。
しかし、実の妹のチョヒョンミンの不祥事により、自身や一族へのバッシングが高まり社長職は解任されその後は経営に携わっていないようです。
ナッツ・リターン事件や、妹の水かけ姫事件などからあまりにも不名誉に有名になってしまったからか、2023年7月6日にチョスンヨンと改名しました。
ナッツ・リターン事件以降、かなり波乱万丈な人生を歩んでいるといえますね。
ナッツ姫の現在
ナッツ姫こと、チョヒョナはチョスンヨンと改名て以降、2024年現在の詳しい動向はわかっておりません。
韓進グループ代表取締役だった実の父親チョヤンホが死去した後、弟のチョウォンテとグループの経営を巡って争いになりました。
一族の争いは再び韓国中の話題となりました。
また、私生活では泥沼離婚裁判が行われていたりとかなりハードな日々を送ってきたことは確かです。
SNSでは、様々な声があがっていました。
ナッツ姫懐かしいな てかその後もあったんだね 韓国ドラマそのもの!
ナッツ姫は知っていたけど、その後あれやこれや再びお騒がせしてたのは知らんかった 韓ドラそのまんまやんねぇ…怖
ナッツ姫とか居たなぁw 妹は、なんかやらかして水かけ姫とかその後言われるようになったようなw
ナッツ姫、財閥かなんか知らないけど、あんな我儘女が副社長だなんて笑わせます。乗務員の方に罵詈雑言浴びせた挙句に飛行機を戻させるなんて考えられない。その後改名したり離婚したり、ろくでもない人生しか無いようですね。 とんでもない財閥を揶揄した韓流ドラマが多いのは、ナッツ姫が原因かな。
韓国の財閥グループのお家騒動は、韓国ドラマが人気の日本では「リアル韓国ドラマ」に出てくるお金持ちというイメージをもたらしました。
バッシングがあってもその後、あれこれと突き進んでいく姿は強さより鬼気迫るものを感じるのは私だけではない気がします。
まとめ:ナッツ姫の妹が水かけ姫と言われる理由!ナッツ姫のその後や現在も(チョヒョンミン)
ナッツ姫(チョヒョナ)
引用元:韓国旅行コネクト
水かけ姫(チョヒョンミン)引用元:日本経済新聞
今回は、ナッツ姫の妹が水かけ姫と言われる理由や、ナッツ姫のその後や現在についてご紹介してきました。
韓国を代表する財閥一族の姉妹がそれぞれ不名誉な異名を付けられ大騒動が起きました。
さらに、実の弟と経営権を巡争い、結果的にナッツ姫の主張は否決されることに。
また、ナッツ姫は自身の離婚調停でも揉めました。
妹の水かけ姫は、騒動によるバッシングがあれだけあった後も韓進グループの経営に復帰していますからそのメンタリティには驚きです。
今後もまたお騒がせな姉妹に世間がびっくりさせられることがあるかもしれませんね!